健康食品(サプリメント)原料の卸問屋
私ども漢方・健康食品(サプリメント)原料の卸問屋の主な業務に、素材の品質選定という大切な仕事があります。
この選定で最も重視していることは、漢方・健康食品原料というだけでなく、どのように栽培された漢方素材かなど、安全性や品質の裏づけとなる生産情報です。そのため現地農家や法人から提示される情報以外に、土壌、肥料、水、栽培方法、さらにはその人までをつぶさに知った上で、納得したものを仕入れています。しかし、その過程で先方様より、調査のためのヒヤリングに間違えられることもしばしば。お取り引きをお断りされてしまうケースも多くございます。
原料卸が「素材と品質にこだわる」本来は当然のこと。
声高に謳うことではないとも存じますが、私どもの最大の強みであり誇りでございます。
取次原料ではそこまでは難しいですが、弊社直仕入れの素材(原料)についてはこのように考えております。
漢方・健康食品(サプリメント)原料の提供は、私ども事業の基礎でございます。
安全性と品質については最重要事項と捉え、姿品を確認しての仕入れを基本としております。
通常、漢方・健康食品(サプリメント)原料は、
姿品(原型)のままではなく、粉末の状態で輸入されています。
粉末と姿品では、粉末の方が格段に安価なためです。
しかし粉末では、粉砕前の素材の状態が確認できず、混ぜ物が入っていてもわかりません。
弊社の事例でも、規格書とは全く別の素材が納められることは、決して珍しくはございません。
原料卸の責任として、外観、匂い、形、そして素材状態を確認するため、
弊社では姿品での仕入れを原則としております。
姿品のまま仕入れることは、素材(原料)の品質を確かめるうえで、大切な条件のひとつと考えています。
漢方素材は生薬ともなる自然の恵み、
人の体に働く力ある素材は、外観の色味や成長具合以外にも、
味、匂いが違えば、素材の奏でる音、手触りの質感も異なります。
「高麗人参は高麗人参」と、ひとくくりにされがちですが、すべてが同じではございません。
漢方素材を選定することで、はじめて自然の力を人の体に役立てることができます。
目、手、鼻、耳、舌・・・、すべての五感を研ぎ澄まし、最良の漢方素材を選りすぐる。
ゑびやは漢方素材の品質を選定する専門業です。
残留農薬等の基準においても2006年施行のポジティブリスト制度に対応し、
安全性が確認された漢方・健康食品(サプリメント)原料を提供しております。
経験により培ったルート、ノウハウによりトレーサビリティが確立された
生産履歴の明確な漢方・健康食品(サプリメント)原料を使用することは
「安全・安心」の製品作りに大切なことと認識しております。